推しが欲しい
このところずっと探していた 推し
何年も これか？ これか？と
聞いてみたり コンサートに出かけたり
でも何かしっくりこない
でもようやく気づいた
とっくの昔に出会っていた
小６の時に出会ったのが海援隊
初めて買ったシングルが「贈る言葉」
３年B組金八先生の主題歌だ
もちろん 贈る言葉は好きだった
けれども 私の心をとらえたのは B面の「踊り子」
なぜか小学生のわたしの心をとらえた
以来 すっかり海援隊のファンとなったのに
それなのに 解散してしまった
心の中に
解散しても わたしの手元には アルバムがあった
ずっと聴いていた
好きな歌詞を見つけては 噛みしめていた
テレビで見られなくても コンサートに行けなくても
ずっと好きだった
聴く頻度は減っても 思えば
何かに悩んだ時 いつも海援隊を聴いていた
辛くなるとここに戻ってきた気がする
迷う時にはそばにいる
最近 思いもよらぬ病に見舞われ
気持ちが塞いでいた
そんな時 またわたしは 海援隊を聞いている
「人生へのメッセージ」
「誰もいないからそこを歩く」
「スタートライン」
歌詞の一つひとつが わたしの気持ちを支えてくれている
無理に探さなくてもいい
わたしの推しは 海援隊だ
もう４４年もわたしを支えてくれる 大切な存在
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